2013年6月15日土曜日

ベネフィットを具体的に~価値は使い方に現れる~

マーケティングの基本理論~ベネフィット~

いきなりですが、あなたは何を売っていますか?または何屋さんですか?

もしあなたが焼き鳥屋さんなら、売っているのは焼き鳥かもしれません。当たり前かと思うでしょうが、それでも聞きます。あなたは『焼き鳥』を売っていますか?

あなたが何かを売る=お客様が何かを買う
となります。言い換えると、『あなたは何を売っていますか?』と『お客様は何を買っていますか?』は、視点が違うだけで意味は同じなはずです。

では一体、【焼き鳥屋さんでお客様は何を買っているのでしょう?】ズバリ!お客様がお金を払って買っているモノは、焼き鳥がもたらす『何か良いこと』です。

・美味しくてヘルシーなおつまみ。
・友人と気軽にお酒を楽しむ為のお供。
・家で調理する手間を省く。
・余り知らない人とも手軽にシェアできる
などですかね。

実は、コレが焼き鳥屋さんが本当に売っているものなのです。言い方を変えると、実は『ヘルシーで手軽なおつまみ屋』『主婦の献立お助け屋』とも言えます。

つまり、ベネフィットとはこの『お客様が買っているもの』『お客様にとっての価値』のことで、平たく言えば「ニーズ」(お客様が求めるもの)です。ニーズとウォンツは違う、という話もありますが、両者をこの時点で明確に区別することは難しい為、そして要は価値のことなので、このブログでは「ベネフィット、価値、ニーズ」を同義語、同一のものとして扱います。

■お客様の立場で、お客様の価値を考える

実は、私達は普段その立場に立っているはずなんです。私達が買い手の際には
『自分(お客様)の立場で、自分にとって(お客様)の価値を考える』ことを普通に行っています。もしくは、恋人や伴侶、お世話になった方に何かプレゼントを贈りたい!と思う時ってこういう事を考えませんか?

ですが、これらのことは自分が売り手になった瞬間にとても難しくなります。もしお時間があれば楽天ショップやカタログ、店頭の売り文句をよ~く見てみて下さい。大概が「この商品はこういうものです」「こういう性能なので、アレやコレが出来ます」という説明になっていませんか?

この問題点は主語がお客様ではなく、「商品」が主語になっている点です。次により具体的な悪い例を示します。

■お客様の立場に立っていないまずい売り文句(キャッチコピー)の例

編集中・・・

マーケティング関連の記事一覧

0 件のコメント:

コメントを投稿