2013年2月26日火曜日

『鏡』見てますか?

普段の生活の中で、鏡に映る自分を見る機会はどれくらいあるでしょうか?ほとんどの人は朝起きた時や、トイレに行った際、女性ならお化粧の際やお化粧直しの際などに見るかもしれません。ただ、もしあなたがサービス業に携わる人間なら、鏡を見て自分の顔などをチェックすることは、非常に重要な行為です。

男の人に多い傾向ですが、『鏡を見る』という行為に対して、ナルシスト、ナルチシズムを彷彿とさせるイメージがありませんか?でも、実はそうではないのです。

『見た目』というのは思ってる以上に、第一印象を左右する要素として強く、米心理学者の研究成果から出たいわゆる『メラビアンの法則』が有名ですが、(言語情報7%聴覚情報38%視覚情報55%)
日本人の場合は、より視覚情報の占める割合が多いとも言われています。ざっくり話すと、身ぎれいな人が同じ口調、同じ語意、同じトーンで話した場合に、より良い印象を持ったり話の特徴を覚えてもらいやすいと言えます。

ですので、サービス業に携わる方は、鏡を携帯すること、もしくはサービスの現場に常に自分が見えるような位置に鏡を配置する事をオススメします。さらに、鏡の自分に向かって最高の笑顔で挨拶してみて下さい。「コイツ・・・・気持ち良い挨拶するなぁ~」と思えたらまずは及第点です。仏頂面だな。。。。と思ったら、今すぐに笑顔の練習をすることをオススメします。

 そして、重要なのがサービスの現場においては、『普通の顔』はNGです。ここで言う普通とは顔の造作の事を言うのではなく、表情です。鏡を見る重要性が高い理由は、普段自分がイメージしている接遇態度や表情と、実際の業務中のギャップがかなり激しい事に気づく事ができるからです。きっと普段意識されてない方は、かなり『普通の顔』をしているはずです。そして、それは自分の内面や接遇に対する自分の想いが、現れているという事実に気づく必要があります。

最後に、特に男性は肌に気を遣う事も重要です。実は女性ってかなり男の人の肌見てます。肌が汚い人に、面と向かって汚いと言う女性は少ない・・・・と思いますが、綺麗な男性に対しては、かなりの確率で「肌が綺麗ですね」と言います。少なくともそれは悪い印象をもたらしません。

もしかしたら、小手先の技のように感じるかもしれませんが、普段のさりげない意識で変わる部分でもありますので、特に女性の方が多くご来店される現場では、是非気にしてみて下さい。

おわり

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