そして実は、ほとんどの人が毎日、日常的に【買い手】としてマーケティングに参加しています。今回はそんなところを、事例を元に簡単に説明し、今からでも出来る毎日の習慣について記事にしました。
■野菜不足の悩みに対する解決策でみるマーケティング
本来、「最近野菜不足だなぁ~」と感じたら、論理的で直接的な解決策は「野菜を食べる事」です。ですからアクションとしては。- 八百屋やスーパーに行く
- フルーツや野菜を買う
- 調理するorそのまま食す
つまり、ちょっと考え方を変えると、毎日の自分の行動(買い手)が、売り手のマーケティングの成果である。とも考えられるのです。これは金銭を消費する行動に限らず、webにおいてもついクリックしちゃった!なんてゆー行動は同じと言えます。
そして、とても残念なことに、この質問と答えによって、どこかの【飲食店で摂取する】という答えが出てこない事に、飲食店のマーケティングの弱さが露呈してます。巷に野菜専門店や野菜を売りにするお店は数あれど、ほとんどの消費者にその【売りや強み】は届いていない。という事実が垣間見えるのです。(但し、統計的なデータとして有効なレベルではない)
■普段から出来るマーケティング的思考と発想
わたしたちは、普段の日常生活においてなんらかの消費行動を行い、ほとんどの人が【買い手】としてマーケティングに参加しています。その時に「なぜ買ったのか?」「なぜこのお店で買わなかったのか?」を考えるだけで、【売り手】側のマーケティングが読み取れるのです。もしかしたら、ちょっと難しく感じるかもしれませんが、毎日の生活の中でも容易に鍛え上げれます!例えば、毎日仕事帰りに今日買ったものや、ふとクリックした情報やニュースのページについて、「なぜそうしたのか?」理由を考えるだけです。簡単じゃないでしょうか?ちなみにまずはTPOに合わせて考えてみると、より効果的です。(例:お昼の休憩時間に(T)近所の天丼屋で(P)⇒同僚と(O)食べた とかTPOについて詳しくはまた次回)
さらに言うと、旅行の行先やプランを決定するに至ったプロセスとか、かなり面白いと思いますよ。しかも、こうして【マーケティング的な思考と発想】を鍛える事で得たものは、無料で使える生きた教材となるのです!!しかも毎日使える!お得ですよね?
但し、それだけではダメなので、次の理論にあわせてやると、より効果的です。
■買い手の時に当たり前に感じる事を理論化・体系化する
なぜ理論が必要なのか?と言うと、せっかく色々な知識や経験を得ても体系化されていない事は、人間あまり覚えていないものです。(数学なんかで言う公式とはちょっと違います)なので、理論を覚えておかないと、瞬間的なパワーはあるが、忘れたり、無くしたりしやすい3K(経験・気合・勘)に頼る事になってしまいますので、それは避けましょう。(3Kは後々検証することが難しい為、失敗を活かす事が出来ません)では、何が必要なのか?それはたった5つの理論です。
- ベネフィット-お客様にとっての価値
- セグメンテーションとターゲティング-お客様を【価値】でくくる
- 強み・差別化-競合との価値の差
- 4P-【価値】を実現し、対価を受け取る【売り物・売り方・売り場・売値】
- 想い-提供する価値を通じて世の中にどう役に立ちたいか
■マーケティングは日常で起きているのまとめ
今回、かなりマーケティングに関する初歩の部分を改めて書いてみましたけど、これが最も重要だと私は思っています。基礎を理解し、毎日の自分の肌感覚を無料の生きた教材とすること!
だって、全く知らない赤の他人の事を想像することは、とても難しいと思いませんか?なので、まずは自分達の肌感覚を信じてみる事から始めましょう!
以上、終わります。
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