2013年3月6日水曜日

「少々お待ち下さい」と「少々お待ち頂けますか?」の違いについて


普段の何気ない一言かもしれませんが、果たしてサービスに従事する者として、本当に理解して使っているでしょうか?実はとんでもない一言なのかもしれない・・・・。今日はそんな代表例を取り上げたいと思います。

『少々お待ちください』
『少々お待ちいただけますか?』

今回は、サービスの際に良く使いそうな『言葉』を選びました。普段あなたはどちらを使っていますか?もしくは、使い分けてるとしてどのようなタイミングで使っているのでしょうか?まずは、普段の自分の仕事ぶりを思い出して、どのような言葉を選んで使っているか思い出してみて下さい。

数十行の空白の後に、答えのようなものを提示致します。(続きは数十行下に書いています。)





























どうでしょう?思い浮かびましたか?それでは、続きです。
以前、[おもてなしの『YES』『NO』とは]という記事を書いたのですが、お客様に対して『NO』という態度や言葉を自然と使っていないか?提起しております。しかし、サービスパーソンも人です。知らない事は五万とあります。ですので、解らない事や知らない事を調べる事も多々あります。
その際に、「すぐにお調べしますが、宜しいでしょうか?」とお客様に問う時があるはずで、即答できず、お客様に【少々お待ちいただくケース】は多々あることかと思います。

ですが、「少々、お待ちください」というのはコチラ側の都合で、お客様に待っていただくということです。お客様がどう思うか?時間がないのか?などを確認する間もなく、一方的に都合を押し付けていることに他なりません。

例えば、私が飲食店で働いている時に、未熟な私がいつも良く来て下さるお客様に注文を受けて「少々お待ちください」と、言ってしまったことがありました。そうすると、お客様は「えーっ!?どれくらい待つの!?」なんて言って冗談半分に叱られてしまった事があります。
しかしその後、勉強し直し、違う機会に注文を受けた際に「少々お待ちいただけますか?」と、お客様に伺ったところ、快く「いいよ!」と快諾して頂きました。

小さな違いかもしれませんが、お客様にとっての印象は大きく違うかもしれません。

もし、今後お客様と対峙する際は、是非言葉を改めて使ってみては如何でしょうか?今日はそんな【おもてなしの言葉使い】について書いてみました。

最後に重要な事を一つ!

知らない事は悪くありませんが、知ろうとしない事や努力をお客様に対して尽くさないのは恥だと思いましょう。そして、自らの非をまず認めることが大切です。「勉強不足で申し訳ありません」と。この気持ちを常に持っていれば、あなたはサービスパーソンとしてグングン成長していくはずです。

おわり

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