2013年3月15日金曜日

「道を教えて下さい」どう答えますか?


普段、都心で生活していると、道を聞かれることって良くあると思うんです。ちなみに、私が秋葉原を歩いていると、100%道を聞かれます。心の中では、「俺も道わかんないんだけど!」と思いつつも、その場に応じてなんとか答えるよう努めています。(と言うかご年配の方に声かけられやすいです)

では、本題です。

「道を教えて下さい」に対してどう答えますか?

実は、こういった質問って飲食店やサービスの現場でもよくあることなんです。デパートやショッピングビルなどでも、「アイスクリーム屋さんはどこですか?」「煙草が吸える近いところはどこですか?」「珈琲だけ飲めるお店ってどこにあります?」などなど。そんな質問されたことありませんか?

答えから入りますが、相手によって説明の仕方を変える事が重要です。その説明の方法とは、主に二通りになっていて、”地図、目印説明””言葉地図”の二種類です。前者が視覚的に説明するのに対し、後者は文字通り言葉で説明する方法です。

”地図、目印説明”は地図などを引っ張り出して、現在地はココ。目的地はココ。なのでこう行くと良いんですよ。と目的地から逆算して説明する方法。この説明方法は一般的に男性向け、海外旅行者向けです。(TAXIを使う方なら運転手に渡す用の英語&日本語メモなど作っておくと感謝されます)

次に”言葉地図”は、現在地から目的地まで順を追って説明します。例えば
「目の前の信号を左折して、暫く歩くと右手にセブンイレブンがあります。そこで右に曲がると、すぐに目的地の〇〇が3Fにありますよ」
となる。この説明方法は、特にご年配の方に好まれる傾向があり、女性もこのような説明がわかりやすい!という方が比較的多い。海外からいらした方には、この説明はあまりよくありません。

なぜ?二種類の方法が必要なのか?そして、説明の仕方を変える事が重要なのか?に入っていきます。地図が読める人もいれば読めない人もいますよね?そんな人に地図あるからこれを頼りに行ってみて下さい。という事のなんと残酷なことか!と思いませんか?(ちなみに私は動く地図が苦手。いつも振り回される)

そこで、サービスに携わる人は、近くであれば付き添い、遠くであれば、お客様の表情を見て、言葉地図と通常の地図説明を使い分けて提示すると良いでしょう。道がわからない人にとって、道を教えてくれる人は、神様、仏様に近い存在です!!!同じお客様でも、気配を察し接客を変える重要性の一つの具体例ですので、是非これを機にやってみてはいかがでしょうか?

それでは、終わります。

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